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20歳のころ。夜の公園[1999/3/1]
今は昔、20歳のころ。
某居酒屋で熱血アルバイターだったうろこ、
明け方まで働くか、もしくは終電で帰るかのどちらかだった。(若かった・・)
当時、うろこの家は駅から徒歩15分。
大きい公園をつっきれば、徒歩10分。
でもソコは暗い。コワい。
「痴漢注意」
なんて看板がたくさん掲げてある。
注意っていったって、どないせーっちゅーんじゃ。
だいたいお役所の看板ってのはこういう自己満足系の標語がスキでケシカラン!
若いオンナは夜は通るな、とかだな
もっとワタシだったら具体的に・・・・
などと平和ボケした頭で
(ハタチのワタシは若いオンナ間違いないのにっ)
「痴漢が襲うのは別世界の人」などと
他人事のように考えて
いつもその公園をつっきっていた。
たとえ終電で帰っても、だ
(バカモノだった(泣)
居酒屋バイトは、うろこにはとても楽しいものだった。
我ながらと〜っても、向いている仕事だったと思う。
ただ、部屋中に充満するのはタバコの煙、
ウラに入れば揚げ物油、
生臭い水飛しぶき、
焼き鳥・焼き魚があげる遠慮しらずのもうもうたるけむり・・。
そう。カラダの汚れるアルバイトでした。
そんな、くさい体をお風呂で洗い流す・・・
それが、1日の最後のお楽しみだったうろこ、
まようことなく公園をつっきって帰っていたあのころの私
ああ
あの秋の夜。
リリコロ
リリコロ
リリコロリ
秋の虫の音も平和なあの夜
後方より、ジョギング中らしきヒトの気配
シャカ
シャカ
シャカ
シャカ
トレーニングウェア独特の、ナイロンの擦れる音
シャカ、シャカ、シャカ、、、
リズミカルに近づいてくる。
シャカ、シャカ、シャカ、、、
街頭が、うろことオジサンらしき影を映し出す
オジサンの影、うろこに近づく。
ヒュッ!
一瞬、うろこの頬をナニカがかすめ、そのまま私の首は締め上げられたッ!
(必殺仕事人にやられたみたいだッ←後から思ったこと)
うろこ、不覚!!!!
・・・・・・うはッ
手から顔から、サーっと血の気がひく。
ック・・・・・
まずい・・・声が出ないッ!
苦しいッ!きつすぎるってこのくそじじ〜ッ!!!!(←超必死)
首に巻きついているモノに手をかけた瞬間、
オジサン、さらにうろこを締めあげたッ
キュゥ〜ッ
いよいよピンチ!
目が白黒するってこういうことか!
Oh、べいべ〜、チカチカするぜ!
手足をばたつかせてもオジサンに届かない。
自分のちっこさが身にしみる(泣)
いや、それよりも自分のアサハカさが目にしみる(泣)
くッッッそ〜〜〜〜ッ!負けてたまるかぁああぁあぁああぁッッッ!
ジタバタジタバタジタバタジタバタジタバタジタバタジタバタジタバタジタバタジタバタジタバタジタバタジタバタジタバタジタバタジタバタジタバタジタバタジタバタジタバタジタバタジタバタジタバタジタバタジタバタジタバタジタバタジタバタジタバタジタバタッ!!!!
暴れた分、首に巻かれたモノがくいこんで苦しくなる(大後悔)
うろこ・・
・・もうダメかも?(泣)
ちょっとダラン、ってなっちゃった。
・・・と。
オヤジ、
うろこが右手に持っていた紙袋をひったくって逃走!!!
ダーーーッッシュ!!
早い早い!
イチバンがんてつオープン、ニバンぽっぽSL・・
チキチキマシン猛レースも真っ青だぁあッ!!
オヤジはあっという間に闇に消え・・・
ゲェエエッホゲホゲホゲホゲホッッッ!
くそ〜苦しかったぜ(泣)
グホッグホッグホッ
呼吸の戻ったうろこ、思いっきりせきこんで生きている自分を実感
ぶ・・・無事でよかった(号泣)
コワカったよぅうぅううぅうううぅ(血涙)
うろこは、サテ。
しかし我に帰り
・・・思い出す
オヤジ、、、あー、あのですね、
その・・・・
その、その紙袋、うろこがバイト先で、
「でーろでろ」に汚した、
靴下とバイト先支給のシャツ、
ソレしか入ってないんですがー。
バイト先至急のドロドロのシャツ(男女兼用のアジケないやつ)
猛烈に汚れたクツシタ
今日は土足フロアをクツシタでかけまわったし
おまけにこぼしたビールもふんでベロベロ
あー。あの袋。
開けたらきっと、失神するくらいくさいんだぞーぅ、
このうろこでさえ持ちかえるのをためらったッ!(恥)
ふ、ふ、ふ、ふ・・・
おろかものめ、ふはははははッッッ
うろこ、勝利なり!
むぁはっははははははははっはははははっ!!!!
(天の川に向かって大笑い)
翌日、この話しを友人にしたら
このスットコドッコイ!おろかものはオマエ也!
思いきり叱られました、
・・・・・・・(反省)
いや
それにしても
奇跡だ
無事ですんで、ナニヨリナニヨリだったのでした・・・・。
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