| 最終更新:1999/4/11 |
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「うりゃぁぁぁッ」 ズッキュゥゥウゥゥンッ どばッぶばばばばッ ・・飛び散る血しぶき、 もんどりうって倒れるヤッチャン、 お約束・泣き叫ぶカタセリノさん。 ハイそのとおり、仁義モノのビデオです。 いや、そんなもの、見てるひまはなったくなかった。 え、じゃぁ、ナニしてたんだって? うろこは・・・・ うろこは、結婚の準備をしていたわけです(^^ゞ 自分のウェディングドレスを、縫っていたのです。 うろこのママは洋裁が得意で、 (ある時期、ソレで生計をたてていたほどで) うろこがお嫁サンにいくときは ママのお手製ドレスを作ってもらう約束になっていたんでした。 でも、そのママが中学生のときに亡くなって 市販のドレスも、レンタルのドレスも、 ママがむかし、描いてくれたデザインに似たものがなくて、、、 うろこ、洋裁、初挑戦!(なんとまぁ無謀なことで) 当然すったもんだで、 時間は迫るわドレスは進まぬ、で危機的状況に。 (多分に自ら危機を演出しているキライはあるが) そのとき、「ワタシ、手伝うよ」と、友人の優しいお声がかかり、 彼女をまねいて、ちくちくドレスの仕上げにかかっていたのでした。 当時・うろこ26歳、彼女24歳。結婚にあこがれる女性二人、 純白のドレスの仕上げにパールビースを縫い付ける・・ んー、ロマンチックじゃありませんか。 気分のいい音楽でも鳴らして、ロマンチック気分を満喫しようと、 ウキウキしていたうろこ。 うろこが甘かった。 ・・・そりゃ、うろこの友人だもの。 その彼女、我が家に来るなり、 「コレがあると、ご機嫌なのよぉ!」 ・・・持参のビデオをセットし、 っりゃぁぁっぁあぁぁッ! ズブズブッ!グハッ!どぉぉぉぉッ! ・・・をBGMに、 純白のドレスをひろげ、とまどううろこをヨソに、 ちくちくパールのビーズをつけはじめてくれたのでした。 ま、ドレスができりゃ、ナンでもいいのよ(^^ゞ めんどくさい作業を楽しんでくれりゃぁ、 それはそれで、オッケイなのよ(^^ゞ ・・・何年経っても、自分に言い訳モードになるわ、これは(笑) |
相手の親戚のみなさま、詩吟をお得意とする方が多かった。 親戚の祝辞なるところで、 2曲もご披露いただいた。詩吟・ザ・詩吟・・・。 まずいことに、うろこの父はじっとしてるのが嫌い。 こっそり父をみると、 案の定、飽きちゃってトナリの父姉にちょっかい出してる。 あーあ、たちあがって写真撮影会になってる・・ 兄は兄で、これまた親友とバカ話をして、ゲラゲラ笑ってる。 ・・・ああ。心配していた通りの光景・・。 ・・この、兄の親友がまたまた、 身長170cm体重140kgの巨体、だけどあだ名は「チビ」 我が家の一大事にはかならず一緒にいる不思議なヒトである。 うろこ自身も、この「でっかいチビ」を第二の兄、とも、思っている。 そんな不思議の一家、うろこ家は、 親族紹介のときから先方にはシツレイの連続だった・・ 先方は緊張の面持ちで礼儀正しく親族紹介してくれた。 「こちらが、Yの叔母にあたります、ナニナニです。」 呼ばれた人は、静かに会釈。 こちらも会釈。 ごく、普通に行われるであろう親族紹介の場面 そのものだったと思う。 先方の親戚人数が多かったのは確かである。しかし。 ソレに飽きたうろこ父ときたら 「ハイッこれが、ワタシのおっかないネーチャン。 イチバン上の、大きいネーチャンです。」 にこやかに自分のイチバン上の姉のところまでトコトコ歩き、 肩を抱いて紹介。 それを受けて大きいネーチャンは 「コレッ!おっかないとはなにサ、シローッ」バシッ(父をたたく音) 「ホラネェ、おっかないんだ、これが。クックッククク・・・」 度肝を抜かれアグアグしてる先方をよそに、 父はトコトコ親族の間を歩き回り、 「それでコレが優しい2番目のネーチャン。」 ・・2番目父姉「葬式と結婚式しか会わないのに何いってんの」 「そんでもって、次がパパのかわいい妹、ミッチャン。」 ・・父妹「んもう、にぃさんたらぁ♪」 「弟がいたんだけど、15年前に死んじゃってねぇ、 優しくてイイコだったんだけど・・(グシっとハナをすすってみせて) ソレの忘れ形見・うろこのいとこ、べっぴんミーちゃん!まだ、 ハナの独身なんだよネ」 ・・いとこ「んもう、オジさんたらァッみなさん、ヨロシク♪」 「そんでもって、チビ、チビ、おいこら、チビはどこいった、 呼んできて、呼んで来て。・・ああ、来た来た、コレが でっかいけどチビ!」 ・・・・のそのそと「チビ」なる巨漢登場、ニヤリ。 自由奔放に生きてきた最強の親戚ではあるが、 ・・・意味不明にもホドがある(泣) そんなこんなシツレイの極みに戸惑っていらっしゃる 親族の方のお祝いの詩吟、 タノム、オネガイ、それくらいは聞いてくれ、 ちょっとは静かにしていてチョーダイ、 そんな娘の心配をよそに、父も兄も好き放題。 ・・もちろんうろこの親戚も好き放題。 しかし、冷静になってみると 自分の興味のないものを、神妙な顔して聞くほうがヘンだ、 ナニカッコつけてんだ? ってーのがうろこ・父の信条。こりゃ、しかたない。 ・・いたしかたない。 うろこがすまして聞いていることに、気づかんでくれ、タノム、 なんだか、ハラハラドキドキ・花嫁危機一髪ゲームのようだった、 あの時。 今でも覚えてる、ドキドキしていたうろこ。 きっと先方もおぼえてる、アグアグしたアノ日(笑)(^^ゞ そしてコロっと忘れてるだろう、うろこの親戚。 |
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宴もたけなわ、うろこの結婚披露宴はデザートタイムに。 デザートはケーキカットした、本物のケーキ。 なかなかオイシイな、なんてのんきな視界の隅に、Kさんの姿。 Kさん・・。会社の上司。 伝説の大食い、巨体のKさん。 チャーハンをおかずに、しろいご飯をおかわりできるKさん。 だけどお酒は弱い、Kさん。 ダイジョブダイジョブ、わっはっはぁ・・・♪って、手を振りながら、 掘りごたつの下に落ちてしまったことのあるKさん。 たおれこんだKさんを社宅に連れて行くために、 全身筋肉痛になったことのある、うろこと同僚。 辛い思いで・・・、 「オレはもう、飲みすぎないよ、ダイジョブダイジョブ、ワハハハァ!」 と、言ってはいたが、Kさん、 アノ顔は赤鬼、too late・・。 その赤鬼が、あちこちのテーブルでケーキの一気食いをしている。 赤鬼に襲われたテーブルでは、 おびえて自らケーキを差し出すヒトが続出、 調子に乗って赤鬼、前歯の裏までケーキでまんぱんのモヨウ。 いやぁなヨカンが一瞬よぎった。 でも、いくらなんでも、ダイジョブだよな、Kさん・・。 宴もおひらき、 来客を送り出すために、出口にたって、 精一杯の笑顔をふりまくうろこ。 (父親は挨拶するのに飽きちゃって、カメラマンになってた) Kさん、でてこないなぁ、ダイジョブかなぁ、と 思ったそのとき。 ドサァッ 大きい物音。披露宴の片づけをしていた、ウェイトレスさんもびっくり。 Kさん!やっちまったか! ・・・ぶったおれちゃった。 突如、ホテルのヒトがものすごい勢いで車椅子を押して走ってくる! どっから出てきたんだ?! 大安吉日の祝日、 あちこちで見られるヨロコビの新郎新婦と参列者の間をぬって、 車椅子はKさんを回収、猛スピードで退場・・ ・・・・。 あとは何事もなかったように、慇懃無礼なボーイさんが ゆっくりとホールを歩いていく。 んー、見事。 車椅子ごとホテルの外にだされたKさんは、 特大の汚れをエントランスにぶちまけ、 スッキリしてお帰りに鳴ったそうです。 後日、うろこに届いた当日の写真には、 倒れこんだ赤鬼の写真が何枚も。 複数のヒトの被写体になっていたようです、Kさん(^^ゞ モチロン、うろこ父も喜んで撮ってました、やっぱし(^^ゞ |
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