1-5.道草

うろこは道草がダイスキだった・・というよりは
道草ナシでは家にたどり着けないコドモだった・・

そこを左に曲がれば、もうすぐおうちというところでグィーと逆に曲がり、
急な坂道を超え、畜産大学の敷地に入り、、

広場で4つ葉のクローバーを探し、
脇の小川で石にへばりついてるタニシをころがし、かえるのたまごをチェックし、
涌き水のみずたまりに足を浸し・・

つくしを取っては、弱電流の流れている大学のウシの牧場の柵をたたき
ビリビリとしびれ・・

ときどき、そんなこんなに熱中してると買い物途中の母親に見つかって
なんでまたこんな遠くにいるんじゃい・・と車に乗せられ・・

また、母も道草が好きで
買い物が終わると時々、喫茶店に連れて行ってくれたり

そこをまがれば我が家というところでグィーと反対がわに曲がり、
木漏れ日のきれいな川原までドライブに連れて行ってくれたり・・

・・似たもの親子、だったのね、ママ。




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